屋根付リバーストライク(リバトラ150)の記録
子供の送り迎えのために、雨を凌げて、安全で、手軽な乗り物として2014年12月に購入!!
ほぼ、全くの素人が、不具合が出る度に、適切な工具を買い、自分で修理・改良して行った記録である。
中華トライク=リバトラ150(ファルコン)修理・改良手順
現在の状況 修理の詳細 改良の詳細 ギャラリー
トライクについて
リバトラ150購入時にやるべきこと
リバトラ150の購入を考えてる人へ
シート交換、ローダウン化と張替(別タブで) 素人ならではの失敗談
屋根付きトライクについて 何故、屋根付きリバトラなのか? ZORRO製屋根について
今回、
トライクショップ『フェイマス』さんに、
特別にお願いして、
屋根を付けて、売ってもらった。
これはアメリカの ICEBEAR 社が開発し、
中国の DangFang Moter Inc.が製造している。
(しかし、最近は製造中止!? HPからリンクが消えた!!
米中貿易摩擦のせいか???
輸入も停止らしく、もう手に入らない!!?)
正式名は DF150TKA で、英語名は Sunny
パーツリスト PDF: Parts
Menu-DF150TKA(2014).pdf
YAMAHA のマジェC(SG03J)
250cc の
コピーだが、こちらは
前2輪で、中華エンジン GY6系 の 150cc、157QMJ (ホンダのコピーらしい)。
従って、ZORRO さんが作っているバイク用屋根で、マジェU型のものが、そ
のまま、流用できる。
(ZORROさんの屋根についての欠点と改善法についてのコメントは、こちらを。
また、取り付け・取り外しのコツと注意についてはこちらを!)
私が買ったのは2014年モデルで、それまで
のに比べると一部改善されているらしい。
詳しくはこちらに。(私が色々人か
ら聞いた情報によるので必ずしも正確では無いかも知れないが。)、
問題はネーミングで、日本ではファルコンと呼んで売っているが、中華
車両で既に別の車体(スクーター)がある。
(そのせいか、付属のマニュアルが、そっちの方になっているような??)
そこで、別の名前で呼びたいのだが、サニーはちょっと・・・。
リバトラ150とか、リバトラマジェCと
か、リバトラCとか?
このホームページでは今後、『リバトラ150』 と呼ぶことにする!!
正確には、『屋根付
リバトラ150』 または、『ルーフド・リバトラ150』と。
今後、色々な情報を(不具合も含めて)、忘備録として残して行きたいと考えている。
ちなみに、昔、トライクネットさんが、かなり専門的な改良・改造を行っていて、HPとブログが、
あったのだけど、今は、ブログにジャイロキャノビーの改造しか載せてないようで、残念です。
ただ、もし、今、私がトライクを買うなら、
ヤマハのトリシティの155cc 新車(50万前後)を買い、
前輪にスペーサー(3万)を付けてトライク化し、
ZORRO製の屋根15万を付ける!!
新車で、合計68万弱で買える計算となる。
現在の状況
(2014年12月購入)
9年10か月 8656km 2024/10
最近は、散歩が主になり、バイクはおろか、自転車すら、余り乗らなくなってしまい、
おまけに、過去最高の猛暑(酷暑)で、2か月は全く動かしていないせいで、原付が不動になり、
こちらも調べると、エンジンは掛かるが、アクセルを回して、時速40qを超えるぐらいで、
バックファイアー音がして、エンジンの回転数が、急に落ちるという現象が・・・。
きっと、どこかのホースに亀裂が入り、空気が入り込んでいるのだろう!!??
(前に、2次燃料供給器に繋がるホースの亀裂で似たような現象があったので。
→修理の詳細のこちらを参照)
原付の方の修理を終えた所で、疲れたので、一休みしてから、修理する予定。
8年6か月 8612km 2023/06
現在、全くトラブルもなく、月1ぐらいで、買い物に乗るのみ。給油も2,3か月に1回程度。
と思っていたら、
11月半ばに、後ろのブレーキランプの1つが暗い(弱い)。
接触が悪いようで、ソケットを取り出し、弄っていたら、一応、直った。
多分、ソケットへの電極のハマり位置が悪く、そのせいで、振動だけで、ズレて、付きにくくなっていたようだ、
ぐりぐり回して、一番、安定していそうな位置にして、元へ戻した所、直った(と思う)。
どうしても中華系の電気関係は、素材と作りに問題が多く、トラブルが起き易いようだ!!
その代わり?、手で上手く直せる場合も多く、何とか使えるレベルには、修正できる。
(それでもダメなときは、その部分丸ごとそっくり、信頼できる物と交換した方が良い!!)
7年8か月 8420km 2022/08
本当にたまにしか乗らないので、ブレーキがスカスカに!!
エアーを少し、噛んでいるのだろうということでエアー抜きを。エアー抜きについてはこちらを。
6年1か月 8179km 2021/01
半年前(7月)にワイパーがいきなり動かくなくなり、直したのだが、
久しぶりの雨で、使おうとすると、少し動いて、ピタっ!! と止まり、ウンともスンとも言わなくなった!!
(症状としてはいつも同じ!!)
原因はきっと前と同じだろうと思って、カウルの下から手を入れて、アース線の所を弄ってみたが、治らない!????
仕方なく、フロントカウルを外し、色々、チェックしてみたが、
結局、アース線の根元の接触が悪くなっていたみたいで、ラジオペンチで、しっかり絞めて付け直した所、ちゃんと治った!!
(フロントカウルを外すのは簡単だが、戻すのは大変なので。
今回は、ウエルナットがもう限界で、3つほど潰れて再使用不能で、交換したので、ある意味ついてで良かったのだが・・・。)
もう2度と、同じことが起こらないよう、今度はちゃんと直した!(はず?)
6年 8009km 2020/11
厳密には後1か月で、6年だが、やっと、8000q(実走 6400km)になった。
最近の不具合は、
・スイングストッパーが緩んでしまい、掛けても、止まらず、傾いてしまう。
原因は、ワイヤーの緩みで、端を縛り付けてあるので、一旦外し、調整したら直った。
・バッテリー長持ちのために、カットオフを取り付けているが、ネジを中途半端に締めて、
セルを回したせいで、火花が出て、通電しなくなってしまった。
原因はハッキリしていて、少し、焼けてしまったカスが邪魔して、ネジ自体の回りが悪くなり接触しなくなったせいだ。
そこで、一旦外して、綺麗に、拭き取り、シリコンスプレーをかけたら、元通りに。
5年半 7723km 2020/06
特に大きな不具合は無いが、たまにワイパーが動かなくなったり、フロントブレーキのカチャカチャ音が気になったりと、
細かい不都合はある。
ワイパーはスイッチの接触不良だが、今日はちゃんと動いたのでそのまま。
フロントブレーキは、外して、汚れを取り除き、ピストンも少し出して、綺麗にして、潤滑剤を塗り、整備。
(ピストンを出し過ぎて、少しフルードが漏れてしまったが、空気は入らなったみたいで、何とか大丈夫だった。)
5年越え!! 7500q(実走6000q) 2020/02
ここ2年間は、街乗りばかりで、遠出をしないので、あまり整備をしなかった。
そのせいか、ある日いきなり、後
輪のブレーキディスクの固定ボルトが緩んでいた!!
走っていて、嫌な擦れ音がしたので、戻って、分解して分った。
ちなみに、後輪軸の固定ボルト
も緩んでいた。(お陰で、パワージャンクションにも擦れ跡が・・・!!)
直すのは、簡単だが、原因が分からない!!
ネジロック剤が弱かったのか? 速度伝達計の不具合か?
取り合えずは、年に1度は 分解整備しないと!! と反省。
4年半 7135km (実走5708km) 2019/06
昔の LED
のヘッドライトを交換して、夜の走行がかなり快適になった!!
(前のより、性能は倍で、値段は半額!!)
ずっと街乗りばかリだったが、5月の連休に、2年ぶりに 200km のツーリングに行ってきた!!!
問題無く、燃費も、34km/L 程。
ちなみに、半年前に交換した台
湾ユアサの 3,570円のバッテリーは今も快調!!
不思議なことに、その後、街乗りでの燃費が上がった気がする。
(それまで、街乗りで、20km/L レベルだったが、25 から 30 近くに!?)
前に買ったガソリン添加剤が
あり、使い続けているのだが、
久しぶりの長距離走行で、その効き目が出て、エンジン内の汚れがそこそこ落ちたのかも!?
余談だが、プーリーケース内を定期的に、開けて掃除していたのだが、
掃除した直後は、ベルトの滑りもなく快適だが、1週間ほど乗っていると、
発進時などに、キュルキュルと滑る音がするようになる。
しかし、そのまま、我慢して、1か月程、乗り続けていると、いつの間にか、
その音が消えて、また、快適に回るようになる???????
もしかすると、ある程度、ベルトの粉が出た方が、逆に滑り止めとなり、安定するのか?
しかし、半年程?で、また、キュルキュルなり出したので、開けてみた所、粉まみれになってた!!
ベルトも雑巾で拭うと、真っ黒に!!
今回は、ケースの内側と、厚紙ガスケットに、シリコンスプレーを吹き付けてみた。
(多少、粉の貼り付きを防いでくれるかも???)
4年ちょうど 6600km台 (実走、5300km程)
最近は、本当にチョイ乗りばかりで、燃費も悪い!!
ガソリン添加剤の
使用とバッテリー交換を
してみた。
・ふと気が向いて、灯火の点検をすると、また、右フロントウインカーが、外れていた!!
前回は、そのまま、付け直したが、今回は、修正することに。と言っても、ソケットの引っ掛かる部分が
削れてしまっていたので、ラジオペンチで、無理やり、引き出しただけ。しかし、それだけで、ちゃんと、
引っ掛かるようになった。
・走っていると、屋根が何となくガタついているように感じるので、久しぶりに、屋根を外してみた。
屋根の土台の4本の固定ボルトの内、上の2本が緩んでいた。→ ダブルナットで対処!!
(2か月後に、確認したが、全く緩んでなかった!!)
・また、曲がろうとスピードを落とした時に、グニャという変な感覚があり、最初は、
フロントタイヤの空気が減ってるのかと思い空気を入れてみたが、変わらず、
停止状態で、ハンドルを動かしてみると、多少、遊びが出る!!
これは明らかに、ハンドルが緩んでいる証拠!!(2年前にも起こったが。)
今回は、ハンドルクランプのみを外して、締め直してみた。
(以前は、フロント部分を全て分解して、直したが、そこまでしなくても直せる。)
またこれで、暫く乗ってみて、様子見! たまには、長距離ドライブでもしてみないと・・・。
ガソリンも2か月前はリッター150円だったが、最近は、136円と下がったし。
3年と4か月 6280km
(実走、5000km程)
フロントハブとギアボックスのベアリングを交換し、フロントブレーキの不具合も調整した結果、
それまで、街乗りで 20km/L〜24km/L 程度だった燃費が、
チョイノリばかりなのに 26km/L に上がった!!
(しかし、あくまでメーター上なので、実際は、20.2km/L 程。但し、以前は、16km/L〜19km/Lだったということ。)
僅かではあるが、ベアリング交換は、効果あったということ!!
(まあ、元々、左フロントハブのベアリングが、半分、死んでたので。)
バッテリーを、乗らない時は、徹底的に、マイナス端子を外して、節約するようにしたのも、効果大だった!!
(最近は、本当に、ちょこっとしか乗らなくなったので、特に節約しないと。
接続しっぱなしだと時計だけなのに、すぐに、上がってしまう!!)
とうとう 3年を超えた!! やっと 6100km (メーター上、実際はその8割で、4880km程)、
今は、週3、4日の街乗りのみ。(遠乗りはしなくなってしまった。)
多分、今が一番良い状態かも・・・!!!???と思っていたが、
ベアリングが怪しい!!(前から気付いてはいたが・・・。)
→ ついに、ベアリングの交換にトライ!!後輪側。
(フロントはどうしても外れなくて、シールを外して、清掃し、グリスを塗り込んだら、復活した!!??)
また、屋根のフロント部分がガタガタするので、1年ぶりに外してみると、ウエルナットがガタガタ。
新品に交換して、しっかりと押しつけて、ネジを締め直したら、直った。
今まで、色んな不具合を直し、改善もしてきたが、とうとうベアリングに挑戦する羽目に!!
他にも、ブレーキの調整、バッテリーの節約法等。詳しくは修理と改善の詳細を。
実は、3年の自賠責が、もう切れるので、次、何年にす
るか迷ったが、5年に!!
トライク自体は、もっても後 1,2年ぐらいかなとは思っているのだが、ダメになっても、また新しいのを買うか、もしくは、
別のにするかもしれないが、、いずれにしても、乗り続けるだろうから、変更すれば良いので。
安くなったのもあるし。前は3年で18,970円だったが、今は、15,720円、5
年でも、22,510円。
軽(外)で、バイクの 125-250以下と同じで良い。
(ちなみに、セブンイレブンで、ネット予約してから、即日加入。簡単、お手軽!!)
・2年半を超えて、ホース類に亀裂が。 (た
だ、インマニや、ベアリングは、まだ、行けそう!?)
・前タイヤをチェンシンの120/70-12 58J に変
え、
後ろを、ミシュランの
130/70-13 63P の一回り大きなものにした。
(ちなみに、後輪は一度、変えていて、以前は、ブリジストンの HOPE2
130/60-13 53Pを入れていた。)
前はオリジナルと同サイズなのに、2cm 程直径が少ない、後ろは、10% UP で、17mm 上がった。
(ローダウン化と燃費向上が期待できるが、果たして・・・。)
実際には、燃費は殆ど、変化なし!? 見かけ 25km/L(実際、20km/L) のまま。
(アン・ハッピーメーターなので、実際の走行距離も表示の8割!!)
足つきは、シートのローダウン化で、良くなったのに、元に戻った感じ。
5000キロを超えて、かなり安定していたのだが、
最近のトラブルとしては、始動後アクセルを急
に戻すと、エンストする。
点火プラグのせいかと思って、清掃して戻したら、却って、アイドリングが不安定になり、アフターファイアまで出るように。
原因はホースの亀裂だったが、詳しくは、メンテの点火系の不調を。
また3年目の初めには、
屋根付きのフロントカウルが、ガタガタとうるさいので、
分解してみた所、固定のためのフレーム側のネジの支柱が折れてしまい、ボルトが緩ん
でしまっていた。
実は、右側はとっくの昔に折れてしまっていて、下の2カ所のみになってしまった。
折れた支柱は貧弱で、明らかに、屋根を支えるには、強度不足。
一応、上2カ所は、ボルトを逆にして、ナットを表から付けて、プラスチックのフロントカウルには固定できた。
屋根の後ろも締めマシして、やっと、ガタツキが無くなった。
しかし、その後すぐに、またガタツキが・・・。
3年目の終わりに、また分解してみると、土台の上2か所が緩んでいた。
ちなみに、ナットは滑り止め付きのフランジナットを使ったのだが。
このままだと、同じことの繰り返しなので、上には、ダブルナット法で、間に緩み止めを入れて、締め付けた。
下も念のため、ナットを加えた。
更に2年目終わりの年末から元旦の間に120km程を、往復。
行きはトラブル無しだったが、帰りは、ウインカーが接触不良で一時、つかなくなった
り、
着いてから、スタンドのゴムを見ると、割れてしまい、スタンドを上げる度に、『ガゴンッ!!』と衝撃が・・・。
それ以外は割とスムーズに走行。ちなみに、110km 程を、真夜中に、2時間半で走行。
(行きは、朝?の4時から6時半に帰りは、夜中の0時から、2時半に。当然寒いので、防寒対策は万全にして。)
最初の1年は、トラブル続きで、修理ばかりだったが、今はかなり落ち着いている。
それでも、定期的にトラブルは起こるが・・・。
アドバンス・プロのクラッチと坂東ベルトで駆動系も安定している。
(前もそうしていたが、ジャダーが出てからはプーリーケースを定期的に開けて、
クラッチのサンドペーパーがけと、ベルトの交換等を結構な頻度でやっていたのだ。
新しいので、何キロもつか???)
今後、ベアリングの交換と、燃料系ホース、インマニの交換も必要になるだろうと。
今まで、
ブレーキが突然効かなくなったり、燃料系ホースが劣化して空気が入ったり等は、まだ起きていない。
個体差があるという話なので、良い方だったのではないかと思うが・・・!??
ただ、一番気を付けていたのは、できるだけ、汚さないこと、というか、汚れたら、奇麗にしておくこと。
初めは外に駐車してたので、常にカバーをかけておいたし、雨で濡れれば、すぐに拭いておいた。
ハンドル回りも、手製のシールドで、雨でも殆ど濡れないようにしてあるし、
しかしそれ以上に、屋根が付いているのが大きいのではないかと思っている。
雨が内側に入り込んで、中が濡れるということがないので、色々な劣化がかなり避けられているのだろうと。
2014年モデルについて
キャブは調整不可で(調整ネジ部が埋められている!!)、ホース系は1本を除き、マシになったらしい!?
他は、今までと変わらず、幾つか良く知られた不具合は、そのままらしい。
2年以上乗った感覚としては、前輪部分は、割としっかりと作られているが、
駆動系、後輪はイマイチで、精度が悪い。
これはタイヤも含めて。(後輪は 800km
ほどでパンクし、ホイールから空気漏れも!!)
駆動系は、クラッチの軸ギアへの溝の精度が悪く、ぐらくので交換は必須!!
後は、ベアリングは、全て日本製に要交換!!
(交換しないと、走行中に、壊れて回らなくなり、大事故になるかも・・・!!)
この辺の話は、修理の詳細で。
しかし、不都合をある程度、修理・改善すれば、そこそこ、安定してくれるので、
製造元に。ちゃんと情報をフィードバックして改良する意思があれば、十分、日本企業を脅かす存在になりうる!!と。
ただ、各部品の精度が大きく影響するので、中国だけではまだまだかな〜〜!?と。
(日本製の部品を組み合わせると、良い勝負になりそうだが・・・。)
ギャラリー
バイクボックス、日除け・雨除け、ハンドル・ミラーシールド付き





両サイドの日除け・雨除けは、走行モードで、後ろへずらせる。
左から順に、チョイ乗りモード、
街乗りモード、 ツーリングモード(雨除けモード)



リアシートに付けているベルトは、リュックを引っ掛けたり、子供を乗せるときに、腰に巻いて、握らせるのに便利というより、必需品!!
その他のちょっとした装備



ハンドルカバー、コンビニフック付きベルメットロック、ナビ用ホルダー、
さらにリアシート後ろの両側に、ペットボトルホルダー、
おまけで、前輪エアバルブに、振動で光る LED ライトを装備
(これは、夜、走行中に、前2輪であることを、車等に知らせる意味合いもある。)
・リアグリップ・ボックス無し仕様










バイクボックス仕様
付属のリアグリップとボックスを取り付けたもの
(だが、屋根のために、いくつか修正が必要で、そう簡単には行かなかった。)



トライクについて
日本メーカーが出しているものは、
ホンダのジャイロ(そ
の中で屋根付きはキャノピーのみ)と
ヤマハのトリシティぐ
らいしかないが、何れも、原付だったり、軽2輪だったりと、
『普通自動車免許で、2人乗りをしたい』 私にとって
は、大いに不満足。
このホームページでは、これらを除くため、
トライクとは普通自動車免許で乗れて、税金は側車付2輪となるものを指すこととする。
他に日本車(台湾製を含む)のバイクを、トライクキットなるもので、後2輪に改造したものがあるが、
キットだけで、30〜40万も
するので、車両だけで、軽く、50
万は超えてしまう。
PCXトライク、シグナストライク、マジェトライク、スカイウエブトライク等、
検索すれば、色々、見つかる。
中華トライク
ネットで検索すると、中華製のものは、そこそこ手頃な値段で、色々な、トライクがある。
しかも、見た目も結構、格好良い!! (あくまで見た目だが。)
しかし、評判を調べると、かなりのものが粗悪のようで、直ぐ壊れて修理不能になるという!?
買うだけ無駄というか、実物大の模型!?という評価だった。
その中でも、リバトラ150には、かなり惹かれるものがあったのだが、
やはり、中華製ということがネックで、買って大丈夫かどうか、で1年以上悩んだ。
他の外車では、イタリアのADIVA
やピアシオの MP3 などがあるが、
輸入されているのは、全て、2輪扱いのものしかないらしい。
オークションでは MP3 をトライク化したものが出回っているが。
(勿論、アメリカのハーレートライクもあるが、高級なので、ここでは除外!!)
品質的には
日本 > 台湾 >
イタリア >(リバトラ150)> 中華
という感じらしいが、リバトラ150は、中華ではあるが、少し違って、かなりマシな方のようだ。
ただ、ロットにもよるらしいので、一口に中華と言っても、ピンキリらしい。
屋根付きトライクについて
私としては、
『まず、屋根付き!! さらに、安定性を保つために、バイクではなく、トライク!!』
という考えをしている。そこで、
従って、屋根付きとなると、一番安くても、PCXトライクの屋根付きで、86万程。
PCX150そのも
のは新車でも30万前後、トライクキット50万、屋根が14万と、
いくら性能が良くても、ちょっと、買う気にはなれない!!
いずれ、トリシティ用
の屋根を、ZORRO さんが出してくれるだろうとは思うが、いつなのか?
(→ 2016年時点で、出来たようですが、どうもバランスが・・・。どうしても、チンチクリンな感じが・・・。)
それに安定性はどうなのかという疑問も残る。
(ちなみに、これを、トライク化し
たものが、オークションで、50万弱
で売れられている。)
中華だが、他に、シンユーのVOGUE と
いう屋根付トライクがある。
これはそこそこ、良さげな感じで、ホンダのキャノピーを大型化(150cc だが)したもので、
買おうと思ったこともあるが、どうも、新車がないのか、中古しか出回ってないらしく、諦めた。
PCXトライク VS リバトラ150
1年以上かけて調べて得た結論は、
面白いのはリバトラ150だ
が、かなり手が掛かりそうで、費用も最終的には、倍ぐらいになるかも知れない。
安全性・実用性ならPCXトラ
イクだろう。
結局、金額的には実質、どちらも同じぐらいになるだろうと。
途中、何度も、それぞれを買おうと思い、その直前までいったのだが、やはり、躊躇して、決めきれずにいた。
実は、途中、ホンダ・ジャイロのキャノピーの中古を2人乗りに改造してる会社
S-Design
をみつけ、それをワイド化すれば、トライク登録できるので、純国産ならこれだと思い、
買おうかとまで思ったが、ボアアップで68ccにしただけなので、パワーに問題がありそうで、
おまけに値段も、中古にも拘らず、40万程にもなるので、結局、止めた。
しかし、リバトラ150がマジェCのコピーなので、もしかしたら、ゾロ製の屋根が付くのでは?
それが可能なら、こちらの方が遥かに面白いだろうと。
殆ど、リバトラ150を買うつもりで、フェイマスさんのブログを見ると、
なんと、屋根を付けることを匂わす、書き込みが・・・!!
そこで、フェイマスさんに尋ねた所、
「屋根付きの販売はしてないのですが、可能です」
ということで、無理にお願いして、屋根付を売ってもらうことに。
何故、屋根付きリバトラ150 なのか?
まず第一に、安定性が高い!!
バイクとは比べ物にならない!!但し、このリバトラだからである。
雨の日に乗ると違いがハッキリ分る!!マンホールの鉄板が怖くない!!
同じトライクでも、後ろ2輪タイプは、どうしても、カーブでのスピードの出し過ぎによる危険度が高過ぎる。
勿論、ジャイロタイプのヴォーグなどは、バイクと同じように曲がれるが、こちらは、逆に、3輪としての
安定性が弱い!!(車体が、バイクのように倒れてしまうから。)
何より目立つので、事故に遭い難い!!
第二に、多少の雨風なら、凌げる!!
少雨なら、殆ど濡れないし、夏の日差しもある程度、防げる。
ヘルメットが要らないのも夏は大きい!!
風や雨が直接、体に当たらないので、バイクより遥かに疲れにくい!!
ちなみに、土砂降りで、道路が水浸しでも、合羽を着ていれば、バイクよりははるかに安全にしかも高速で走行できる。
(実際、水浸しの道路を、60km 以上で走っても、恐さを感じない。これがバイクなら、怖くて、60km も出せない・・・!???)
一番、厄介なのは、強風で、かなりふらつき流されることもあるが・・・。しかし、車体を傾けて、速度を落とせば、何とか耐えることはできる。
その点も、バイクよりは、安定しているのではないかと思うが、屋根付きの分、抵抗は大きい。
150t なので、いざというときは、高速にも乗れる。(乗れた!?
もう乗らない
が。)
何とか 70〜80 km/h は出せたの
で・・・。(かなり怖いが・・・。)
(ハッピーメーター上、平地だ
と 100km/h 超、下り道だと 110-120km/h まで出る。)
ちなみに真冬の夜中に、高速に乗ったことがあるが、ヘルメットとグリップヒーターは必要で、
これがもし普通のバイクなら、途中で、挫折してたと思う。
車体が大きい上に、屋根もあるので、本当は 250cc 欲しい所だが、
中華なので、却って危険だろう。ということで、
この車体では 150cc ぐらいが妥当という所。
燃費は、街乗りで 25km/L
なので、イマイチだが、そこは中華なので仕方ない。
長距離だと、30km/L 以上は行く。
(但し、坂道を上るのは、非常に苦手で、全然、スピードが出ない上に燃費もT酷く悪くなる。)
理想は、250ccで日本製なら文句ないのだが、残念ながら、我が国のメーカーは、トライクを作る気はないらしい。
(ヤマハのトリシティですら、3輪だが、軽2輪扱いなので。)
ちなみに、このリバトラ150のエンジンを、マジェCのものに付け替えて、250cc にするという手もある。
中華バイク購入時のおススメ整備・改良
基本的に、不具合が出たら、順に対応して行けば良いと思うが、個人的なおススメを紹介。
(但し、私の車両固有かも知れないが・・・!?)
@ まず、プーリーケースを開けて、駆動系のチェックをして、出来れば、プーリー、クラッチをマシなもの交換。
多分、手っ取り早りのは、ヤフオクで、NCY の
KYMCO
V-LINK GY6用 NCY 駆動系セット
なるものを買って、全て交換してしまうこと。(15,00
円ぐらい?、送料込で。)
ただ、少しでも安く済ませたければ、最低、クラッチアウターだけでも、
しっかりしたものに交換。
(日本製なら Advance Pro を、CJ-BEET にある GY6 用のものでも、行けるかも知れない。)
A ネジの増し締めは必須で、ブレーキ系統で、明らかに、フルード漏れを起こしてい
る所がいくつかあるので、
締めておかないと、ブレーキがスカスカになってしまう!! 特に、」後ブレーキに多いらしい。
(私のもそうで、後ろが少しスカスカになりかけていて、ネジを締めて、さらにセメダインで固めた。その後、
ハンドルがグラついたときに、タイラップでの取り付けをし直したら、マトモに戻ったが・・・!?
多分、ラインの引き回しが少し変わり、圧力が戻ったのだと思うが。)
更に、整備していて、不都合のあるボルトは、順次、国産に変えていった方が良い。
B オートチョークを無効化して、元のコネクタから取り去ってしまって良い!!
これをしないと、毎回、始動時に、暫くアクセルを少し開けたままにしないとアイドリングが安定しないので。、
(キャブで調整できるらしいが、私のは、調整のできないキャブだったので。)
C スタンドゴムに耐熱ゴムを貼り付ける。(これをしないと、ゴムが溶けて、困ったことに・・・!!)
D ライト類を全て LED に変えた方が良いが、面倒な人は、最低、テール部のだけでも全て交換を。
熱対策と省電力化が目的で、電球の熱で、ソケットと周辺が歪み、酷いと、ソケットごと外れて、カウルが溶けることもあるらしい。
実際、私のは、ソケットの歪みで、テールライトの1つが接触不良に!!
(Amazon で売っている中国製の安いもので十分。ウインカーは後ろだけなら、フラッシャーを LED 対応に変える必要はない。)
しかし、出来れば、フロントも全て交換(ヘッドライト、ウインカー、ポジション球とフラッシャーも LED 対応に。)
それと、バッテリーも、早めにマシなものに交換しておいた方が良い!!
(どうせ、ナビや、グリップヒーター等、電装系を色々と使いたくなるだろうから。)
E マフラーを AliExpress で探して、マシなものに交換。
いくつかあるが、私は Akrapovicc (アクラポヴィック)の35ドルのもので、十分満足した!!
F タンクからのホースの間に、逆止弁を。
これだけやっておけば、最低でも半年から1年間以上は、安定してくれるのではないかと思う。
おまけで、後輪のタイヤ交換と、ホイールからの空気漏れのチェックを。
各項目の詳細については、整
備 と 改良 を。
中華トライクの購入を考えている方へ
基本、おススメ出来ません!!
というか、リバトラはもう、手に入らない!?? 多分!?
最初は、下に述べてたように、ある意味でおススメしていたのだが、今は、おススメしません!!
遠出して、故障で、戻れなくなる可能性が高い。(幸い、私の場合は、近場ばかりだったので助かってたが・・・。)
ただ、初めは、次のように言っていた。
基本的におススメしないという方が多いようだが、
私は、自己責任にお
いて、欲しいと思う人は、買った方が良いと思う!!
特に、バイクを弄りたいと思いつつも、その経験が今まで無かった人にはおススメかも!?
但し、まず、不具合の方を読んで、それでも欲しいと思う人
はだが・・・!!??
知識・整備力が、半強制的に、しかも短期間で身に付く
『スグレモノ・・・!?』
車両の当たり外れもあるようだが、プラス5万から10万く
らいで、(金額は、あくまで、感覚)
そこそこ、まともに動くようになるのではないかと思っている。
(勿論、致命的な不具合がある場合は、購入した所で、保証・交換してもらうべきだと思うが・・・
ただ、保証期間は無いか、あっても短い!!1ヶ月とか。普通なら1年ぐらいは保証すべきだが、
多分、それをしてしまうと、売るほど損するかも・・・???)
日本車でも(台湾製だったりするが)、車検の無い250未満のものは、3,4年も乗れば、不具合が出る。
大抵の人は、バイク屋で修理してもらうか、放置して、その後、
廃棄(もしくはただ同然で売却)するのではないかと思うが、
自分で整備できれば、20年以上は乗れると思う。
実際、私が買ったヤマハのジョグは、3,4年で不具合
が出て、その後、2年ほど、放置した。
(正確には、エンジンが段々、掛かりにくくなり、しまいには、掛からなくなり、放置せざるを得なかった。)
結局、自分でネットを参考に、何とか直したが 最初は原因が分らず、
しかも、分解の途中で、ネジの固着や、なめ、切れなど、日本車といえど、中古になれ
ば、問題は起こる。
(ちなみに20年以上経った今でもちゃんと動いて、街乗りに便利に、活躍してる。)
リバトラ150は、それが新車の時点で起こるだけだと思えば良い!!(??)
何しろ、酷い中華車両は分解すら出来ないか、出来ても修理不可能らしいので。
それに比べれば、リバトラ150は、修理ができるだけ、はるかにマシだと思う。
さて、ここまで読んでも、まだ欲しいと思う人は、是非買うべきだと!!
ただ、もう売っていないし、製造社のHPでも、もう出ていない
が、同じ車体で、外装を変えたものは売っているようだ・・・!?
整備と教育について
話は少し、変わるが、
250cc 未満の軽2輪・原付は、車検がなく、整備は自己責任で、
ということになっている。
これは、自分でナンバーを取りに行って初めて知ったのだが、
運輸局にその誓約書を
提出しないとナンバーがもらえない!
しかし、良く考えれば、当然で、それを知らなかったのは、
バイク屋が代わりにナンバーを取ってくれるからで、これは、大いに問題だと思った。
本来なら、バイク屋は勿論、バイクを作っている会社も、
もっと使用者に対する教育をちゃんとすべきだと思う。
基本、整備は自分で、できなければ、そのための情報提供や、
有償でも良いので指導を。それでもできないなら、こちらで有償でやりますよと。
今は、ネットで、部品も、工具も簡単に手に入るし、情報もそこそこあるので、
私のような全くの素人でも、何とか、悪戦苦闘しながらできるので、昔と比べれば、
はるかに環境としては良いのだが、それでも、そういうことを伝える義務は、販売側にあると思う!!
自転車も同じだが、自分はおろか、他人にも危害を加える可能性のあるものなのだから、
自分で責任を持って整備できる知識・技能は必要だろう!!と。
それが出来ない人には、車検制度のように、半強制的に、販売店でチェックさせるなど。
勿論、そんなことを言うと、売れなくなるという面はあるかもしれないが、
それならば、それでも欲しくなるものを作れば良いのだし、
それ以上に、安全のためには、運転者の整備面での教育は必要だろうと。
本当なら、自転車でもバイクでも、気軽に乗って行って、自分で整備ができるような、
場所があれば良いと思うのだが・・・。
例えば、会費制かチケット制にでもして、場所代・アドバイス代を定額で払って、
工具は使い放題で、後は、部品代を実費でというスタイルで。
(自分でそういう場所を作ってみたいとは思うが・・・。)
色々と問題が起こるらしく、ネジの締め付け不足や、ゴムの劣化など。
深刻なのは、タンクに割れがあったり、ブレーキがいきなり利かなくなったりとあるらしい。
プロならば、事前に色々と出来るのだろうが、素人の私にとっては、何かしら不都合が起きてからしか、対応できない。
しかし、それが次々に起こるので、対応して行く度に、少しずつ、良くなって行く。
(しかし、素人の困った所は、対応中に失敗して、更なるトラブルが起こることも。私も、今まで何度も!!
そのお陰で、経験値は上がって行くのだが・・・。)
私の車両での不具合
下は一例で、詳しくは上の見出しをクリック。
- ハンドルが右寄り → アライメントの調整。
- 尾灯の不良 → 下のカバーを引くとずれるので、隙間から手を入れて、電燈バルブをシッカリとはめ直す。
- 電源プラグの止めネジの破損
- エンジン横のネジの消失!??
- アイドリング不調 → トップスクリュー(アクセルスクリュー)を回してみたが、効果なし。
→オートチョークに細工、で解決!!
- マフラー音の消音 → エキゾーストとサイレンサーの間にアルミタワシを1つ入れてみたが、殆ど効果なし。
→ キジマのインナーサイレンサーで、改善!!
→ AKRAPOVIC の中華マフラーに交換で、解決!!
- 駆動系;プーリーケースからの異音 →
ベルト交換、クラッチアウター交換で改善
最後のは、私の車両にとっては深刻で、下手をすると、オ
シャカなっていたかも・・・!?
原因は、クラッチアウターや、
プーリーの精度の悪さで、そのせいで、
スライドピースが外れて中で粉々になったり、ベルトがブレて振動し、どんどん削れたりと、
そのまま乗ってると、ギアそのものに被害が及んで早々にエンジン丸ごとトッカエという羽目に陥ってたかも???
幸い、そうなる前に、プーリーもクラッチもセットで精度の良い物に取り替えたお陰で、やっと、まともに
走るようになってくれた。それまでにベルトを、4本も換えたが・・・、1年も乗ってないのに・・・!!
簡単に出来ることから、少し?面倒なことまでを徐々に。自分の DIY レベルに応じて、順次紹介。
例えば、
ハンドルカバーやグリップヒーターの取り付けから、ライトの LED 化など
詳しくは、上のリンクをクリック。
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