マジェC用シート交換 アンコ抜き・シート張替
まず結果 購入したもの アンコ抜き シート張り 道具
リバトラ150=リバトラマジェCのシートが、私には高過ぎて、
リアサスにローダウンソケットを付けてはいるのだが、それでも、まだ高い!!
つま先立ちで、ギリギリ、地面に届く。
そこで、
シートのローダウン化をしたい!!
ヤマハ純正の 『スーパーローダウン・シート』 というものがあるが、2万5千円くらいで値段が高い上に、
シート下の土台まで、交換する必要があるようで、面倒臭そう!!
そこで、元のシートを、改造して、ローダウン化をしてみることに。
当然、シートカバーを外して、スポンジを削って、またシートを張ることになる、
今のを改造すると、暫く乗れなくなってしまうので、安いのを一つ買って、改造することに。
それでも選択肢がいくつかあり、悩む。
-
ヤフオクで、ヤマハ純正の安い中古を買って、シートも替える
- ヤフオクで、ヤマハ純正の程度の良い中古を買って、改造し、カバーはそのまま使う。。
- 新品のシート本体と質の良い、カバーを買って、張り替える。
ヤマハのj純正シートがどれ程のものか、試してみたいが、ヤフオクの写真では、中古の程度のレベルが良く分らない上に、
送料が、2千円も掛かってしまうのが(仕方ないのだが)、何か、バカらしい。
それとは別に、新品で、中華製なら、1万円もせずに買える。
そこで、調べてみると、一番安いシート本体が、ダンデム付きで、4,500円、
さらに、張替用の高品質の布が1,800円で、いずれも、
Yahoo!ショッピングのバイクパーツセンターで、売っている。
(何故か、同じバイクパーツセンターでも、他では、もっと高い!??)
つまり、6,300円(送料込)で、そこそこマシな、新品シートが手に入ることになる!!??
ただ、アンコ抜きの上に、高品質のシートの方は、かなり、張り辛いらしく、奇麗に出来ないであろうことは、想像できる。
それらを覚悟の上で、どこまで出来るか試してみたいのと、ローダウン化で、足付きがどうなるかやってみたい!!
というので、トライすることに。
先に結果を
足つきが良くなり、運転し易くなった。
特に、止まった時は勿論だが、停車状態から、曲がりながら発進するときの安定性が増した。これは大きい!!
多少、座面に出来た段が、気にならない、というとウソになるが、それ以上の効果があった。


座面のド真ん中を、最大、2cmの深さで、削った。さらに、腿の当たる部分も多少、削った。
写真を見て分るように、シワがどうしても入ってしまう!!
元々、かなり張りにくい皮のようで、購入者のレヴューを読むと、もっと酷いようなので、
これでも、かなりマシな方だろうと自画自賛!!??
しかし、ある程度馴染んだ所で、また、少し張り直してみようと思っている!!
実際、一度外して、多少、皮を引っ張って、タッカーを打ち直してみた。それがこれ!!




ちなみに、オリジナルのシートと、今回張替したシートを並べると。




明らかにオリジナルの方が、張りは良いが、皮はかなり薄い!!
(乗ってる内に、お尻の辺りの縫い目が、破れてくるのは必至で、遅かれ早かれ、変える必要が出る。)
高品質の方は、値段以上に、シッカリした皮で、そのせいで、逆に折ジワが消えてくれない!!
しかも、少し大き過ぎるようで、かなり、引っ張らないと、奇麗に張ってくれない!!
詳しくは、下の張替の詳細で。
購入したもの
Yahoo! ショッピングで、バイクパーツセンターの
-
- ヤマハ マジェスティ/C SG03J シート ベース付 黒 新品 4,500円
- ヤマハ マジェスティ250II/C SG03J シートカバー 張り替え用 【高品質】 新品 1,800円



何れも税込、送料別だが、計5,000円以上で送料無料なので、合計6,300円(送料・税込)となる。安い!!
まず、安いシートの細部を見てみると・・・。





シート本体は、多分、リバトラ150のオリジナルと同じかと。少なくとも皮は同じ。
裏のプラスチックの色がオリジナルは黒で、ダンデム付いているボルトとナットは、こっちの方が質が良いかも!?
ダンデムの方のタッカー打ちは、かなりいい加減!!



メインの方のタッカー打ちは、大分、マトモ!! ただ、皮を引っ張ってる紐が、裏のベースに取り付けられていない!?
(後の写真で、分かるが直接、スポンジに留め具で固定されていた!!


そこで、皮を全て剝いで見た。



ダンデムはタッカーの打ち損じもいくつかある。さらに、スポンジには、ど真ん中に大きな亀裂が、端にも。
(これは本来なら、返品もの!! だが、ちゃんと皮で包めば、使用上は問題無いだろうけど。一応、接着剤で付けてみた、)
メインは、皮固定用の紐が、直接、スポンジに固定されていた。(これは構造として問題あり!!))


皮もかなり渦いので、タッカーで止めた部分が、何か所か破れていた!!(まあ、これは仕方ないだろう。)
高品質の皮の方は、かなり質は良さそうで、何故こんなに安いのか???????
(折ジワがきついからか、古いからかも・・・!????)


ローダウン化・アンコ抜き
ネットで調べて、中身を一定間隔で、抜くという方法もあることを知り、
もっと簡単に、ドリルで適当に、穴を開ければと思い、やろうとしたが、
強度に不安があるので、止めておくことに。
まずは、スタンダードに、スポンジを削ることに。
(それでも、高いようなら、ドリルで間引きをするつもり。)
使ったのは、ダイソーで買った、パン切り包丁とスポンジヤスリ。
パン切り包丁は、最初に大きく切るのは、割とサクッと切れるが、更に細かく切ろうとすると、スポンジがボロボロに。
一番の問題は、どこをどう削るか?




結果としては、座面の真ん中を、中心に、最大深さ2cmで削り、足を着いたときに、腿が当たりそうな所を、気持ち削った。
一番気を付けたのは、深く座ったときには、元と変わらないように、後ろは残し、
足をついた時には、少し前にずれるので、そこが一番深くなるようにした。
一応、最後にスポンジヤスリで、表面を整えたつもりだが、そこは適当に。
この後、皮を被せるのだが、本当は、防水を考えて、ビニールを間に入れようと用意したのだが、
一度、仮で入れて、被せてみたが、そのままだと、シワが出来るのと、
紐を通すのに、穴を開けざるを得ないので、面倒だし、細かい点で、難しそうなので、やめておくことにした、
シート張り
【メインシート】
これが、一番の問題だったが、初心者としては、まあまあ、そこそこ、ではないかと・・・。
まず紐を通して、縛り、被せただけ

以下のは順に、
軽く仮止め、 本気で仮留め、 紐が付いている部分をスポンジに差し込んで本気止め









まず紐の位置をシート裏の穴に合わせて、ずらす必要がある。
(中に金棒が入っていて端が曲げてあるが、それをもっと潰しておいた。)

これを『ゴム紐通し』を使って、スポンジの穴に通す。
さらに、スポンジに、その部分を食い込ませるためにスポンジに切り込みを入れる。

紐を引きながら、ここへ金棒の入った部分を押し込んでおく。
裏は、次のように、締めた。


紐は4本しかついていないが、マジェの純正は、10か所も付いているそうで、そこまではしないが、
こちらも、追加で、腿が当たる部分に1カ所ずつ紐を通した。

シートの前後を仮止めして、
後は、背もたれの両側部分が、浮かないように、斜め下へしっかりと皮を引っ張って、張るのがコツ。
仮止めを数カ所して、皮を少しずつずらしながら、裏へ持って行って、タッカー打ち。
裏全体はこんな感じに。

この後、一度、座席に取り付けたが、外して、もう少しだけ、張り直してみた。
少しはマシになったが、あまり変わった感じはしないかも・・・????
【ダンデム・シート】
当然、こちらも張り替えてみた。



こっちは、割と簡単だったが、気を抜くと、歪むので注意!!
プラスチック部分の作りがやはり雑で、バリがあり、手を傷付けそうなので、爪切りで、丸くしておいてから作業した。
ちなみに、買った時に、梱包に使われていたビニールが丁度良い大きさだったので、
先にそれを被せてから、皮を被せた。
道具
マイナスドライバー、ニッパー、ラジオペンチ等 → 針抜きに
パン切り包丁、スポンジヤスリ → アンコ抜きに
そして
タッカー、針 → シート張りにだが、これが一番、大事で、


ダイソーの 324円のタッカーと、針は、必ず、高さ6oのものを買うこと。幅は12mm。
写真のは、Max の 3-1M で、118円だった。
(ダイソーで売っている針は、役にに立たないので、絶対買わないように!!
ほぼ確実に、打ち損じる!!高さが10oで長過ぎるのだ!)