ZORRO 製屋根についての欠点と改善法

取り付け・取り外しのコツと注意はこちらを!

まず ZORRO さんの HP を見てもらえば分るように、
いくつかの車種専用で、特に、250㏄用のは、バランスも良く、見た目も格好良い!!
しかし、実用性ということになると、いくつかの点で、問題(不満?)がある。

見た目に拘らなければ、実用性と融通の利く
ルー フシールド
の方が良いのjかも知れない。 値段も安い(らしい)、
(日本でバイクを屋根付きにしようと思ったら、この2つしかないようだ。)


しかし、個人的には、
まず、見た目が第一で、格好良いと思わないと、 誰も乗りたいとは思わないだろう!!??

そんな見た目もマシな、ZORRO さんの屋根だが、実際、乗ってみるといくつか問題がある。

ZORRO 製屋根の欠点

まず第一に幅が狭い!!バイク用なので、あえてそう してるのかも知れないが、トライクとしては、もっと幅が欲しい!!
ハンドルやミラーが、カバーされていないので、「バイク用としてもどう か?」 という気もするが、
空気抵抗とすり抜け等の問題があるだろうから、そこはまあ仕方ないということで、少し我慢しよう。

・次に、雨の時に、実質、カバーされるのは、頭と胸ぐらいで、腕と足、背中、そしてお尻も多分、ダメ!!
なぜ、背中もダメなのかと思うだろうが、走ると風は、巻き込みの影響で、後ろから吹くので、雨も同様。
おまけに、後部座席も確実に濡れるので、シートを伝って、お尻も濡れるという構造、
ハンドルとミラーもカバーされてないので、腕も濡れる。
それに、バイクだと、ヘルメットを被るので、頭は初めから大丈夫で、実質、胸だけカバーされる
ということになってしまう。これだと、長めのシールドをフロントに付けるのと殆ど変 わらないことになってしまう。
唯一の違いは、停車中に、風がなければ、足以外は、あまり濡れないということ だけになってしまう。

ということで、結局、実用上は、フロントのシールドだけとあまり変わらず、
残念ながら、費用対効果がかなり薄い商品といういことになってしま う。(15万もするのに・・・。)

欠点の修正

従って、これらの欠点をカバーするには、まず、ハ ンドルとミラー周りに、別のシールドを付ける。
次に、後部座席が濡れないように背面と後部側面に何らかの工夫が必要と なる。

そこで私が、やったのは、網戸用の網を付けるこ と。

ちなみに、初めは透明のポリカ板を後部サイドに取 り付けてみたが、雨は防げるのだが、風が強いと、
バタバタしてしまい、うるさい。当然、横風もまともに受けることになるので、あまり実用的ではなかった。

網戸の網は、24メッシュのものを使ったが、サイドは2重、後ろは4重にした。
これにより、風は通すが、雨は殆ど、通さない!!
(勿論、暴風雨ではどうしようもないが、普通の雨なら、十分、耐え得る!!

次のは、自作のハンドルシールド と、日除け・雨除けを付けた状態の 動画。
  
この2つだけで、全くの別物となる!!!
実際には、もう1点
後ろに巻いた網を伝って落ちる雨水を、後部座席から遠ざけ るための、プラ板も付けたが。

これらにより、ハンドル周りが濡れなくなり、腕も大丈夫。
更に、肘から後ろの後部も、かなり酷い風雨でない限りは、殆ど濡れなくなった!!

この違いは、かなり大きなもので、快適さが遥かに 増す!!!!

但し、小雨でない限りは、合羽を着ないと腕と足は濡れてしまうので、車のように、無防備では乗れない。
しかし、殆ど濡れないのと、内側に雨が入ってきてバイク(トライク)の中まで濡れることがないので、
錆びによる劣化が、かなり防げる。
これは、屋根があるだけでも、随分、マシになるのだが、先に述べたように、
ZORROさんの屋根だけでは、不十分で、それを改善しないと、折角の、屋根付きの意味(効果)が、半減してしまう。