シティ自転車 お手入れ日記

(27インチ、内装3段、オートライト、ステンレスハンドル、前かご付き、片側スタンド)   
 2004年頃購入。 2024年、中3の娘に取られてしまった。
 私は、6年ほど前に、息子に買ってやった26インチのシティ車に!!ちなみに息子はクロスバイクに。

現在の状況
2022年7月 多少の不具合を修正; 
・以前から、前カゴからカチャカチャと音がしていた。ワイヤーが当たって音がするのだと思って、タイラップでワイヤーを固定しても、直らな い!?
→原因は、カゴの取付不良で、下のボルトを後ろに付け過ぎていた。前にずらして、位置調整で解消された。
・最近、後ろに引き出すとき、ハンドルを少し曲げると、何故か、前ブレーキが少し、掛かった状態になる。
後ろの固定ネジのせいかと思って、ネットにある調整法を試したが、ダメで、前にある2つのナットの最初のを少し緩めると直った。
ブレーキレバーの戻りが悪かったので、いつの間にか締まってしまったのだと思うが、勝手に締まるものなのだろうか・・・?
ちなみに、ネットにある調整法とは、後ろの固定ネジを緩めて、ブレーキレバーを何度か握り、正常に動くのを確認したら、握った状態で、後ろのネジを締め て、固定するという方法。
・サドルが少し汚らしくなっていたので、モノタロウの一番安い一般車用サドル(グレー)626円と交換(座席位置が少し高くなった。)
・ペダルをアルミ製に変えていたのだが、靴に刺さる感覚があり、プラスチックの軽い物に交換(モノタロウのグレーペダル208円


2020年6月 カゴをステンレス製に、ライトもLED に交換

下で述べた錆取りをした時のカゴを、頑張って、16年間使ってきたが、やはりボロボロなので、
ついにステンレス製に換えることに。また、豆電球式のオートライトも、LED に換えることに。

やはりステンレスのカゴは、見た目が綺麗!!もっと早く換えるべきだったと後悔。1500円弱(モノタロウ)
また、ライトは Panasonic の 3LED ライト1線式1,380円 Amazon
このライトは、3つも LED が付いているが、明るい方ではない!!(中間タイプ) 丁度、良い明るさ!!

今のオートライトは、かなり明るい物が多く、バイク並みで、しかも、上向きで付けているバカ者がいて、
周りが見えないことが多い!!これはすれ違う相手にかなり迷惑で、事故の元になるので、
正しい 角度=下向き=5m〜10m 先の路面を照らす程度で付け直しましょう!!


上と同じ年16年目の2月に、ベダルとグリップを 交換

 趣旨製のペダルがボロボロだったので、アルミ製のスポーツペダルに。
791円で、当然、 中華製で、当たり外れがあるようで、回転が悪い物があるので、要修正!!
外すのは、進行方向と逆。(要は、左が逆ネジ 当然入 れるのは、進行方向へ。
ペダルには右と左があり、ボルトの先に、刻印がある。

 グリップは一度、エルゴタイプに変えてみたのだが、安物で、ネチャついてきたので、
もう少しマシな OGK の物に交換。549円


14年目で、多少の整備で、かなり見違えるように!!

10年目に、タイヤとチューブを変えて、
ハンドルグリップとシフターのグリップも、劣化して(ネチャ付いて)いたので、一度、変えているが、
他は、簡単な整備のみで、一応、普通に乗れる。
(目立つ錆は、落とし、シルバーのスプレーで、塗装。後は、シリコンスプレーで、仕上げぶきぐらい。)

【現状】 
・ワイヤー(ブレーキ・シフト)のアウターの劣化(亀裂と変色)
・内装変速機のカバーの亀裂・変色
・ブレーキレバーj(樹脂製)の劣化
・全体的な小錆と汚れ

が目に付くようになったので、
思い切って、自転車そのものを買い替えようかとも思ったが、まだ、ちゃんと乗れているので、直すことに。

初めはブレーキワイヤーだけ変えるつもりだったのが、
シフトワイヤーの方が、アウターの亀裂が限界だったようで、使えなくなってしまったので、
急遽、近くのホムセンで、買ってきて、交換。
(ネットで買えば、500円程なのに、1500円もした!??ボッタクリだろう!!)

【修理・交換の手順】
ワイヤー交換の前に、ブレーキレバーを交換した方が、し易いが、逆でも可能。(私は逆でやってしまったが。)
ブレーキレバーは分離タイプだと、ハンドルのグリップは外さなくても良いが、一体型だと、外す必要がある。
(私の買った、アルミレバーは一体型だった。ちなみに、これもネットだと、700円ぐらいなのに、
ホムセンでは、1500円した。)

樹脂製のレバーは、かなりボロボロで、汚らしくなってしまった。

ハンドルグリップを外すには、隙間に細い棒を挿し込んで、そこへ、シリコンスプレーのノズルを入れて、
吹き付けた後、グリップを握って、グリグリしてやれば、少しずつ、動き出すので、外せる。
取り付けるときには、洗ってから、乾かして、押し込めば、すんなり入った。

一番、面倒なのは、ブレーキとシフトのワイヤーの調整だが、時間を掛ければ丁度良い具合に。

これだけでも、少し、乗り易くなった上に、見た目も、マシに。
(ブレーキと変速の利きが良くなったように思う。)

後に、グリップも買って、交換した。


ちなみに、ハブダイナモもかなり汚らしくなってしまっていたので、真鍮ブラシで、綺麗にした。
写真だとまだ汚く見えるのだが、前は、かなり酷く、これでもマシになった方!!


実は、以前の整備から、サドルはスポーツタイプに変え、スタンドも、買い 替えて、元の、片側に。

それと、1年程前に、前輪のスポークが1本、外れてしまい、そのまま乗ってきたのだが、
何とかしたいと思い、調べると、ニップルが千切れて、外れただけだった。
ホムセンでも、売って無いし、ネットで、買おうかとも思ったが、何個もいらない。
そこで、もう乗らなくなった折り畳み自転車のを外して、再利用することに。

ちなみに、ニップル回しが無いと色々と厳しい(難しい)。

その際、ホイールのハブダイナモが、かなり、汚らしくなっていたので、真鍮ブラシで、擦ってやるとかなり綺麗になり、
ついでに中心のボルト回りも綺麗にして、シリコンスプレーで仕上げると、回転も良くなったような気が・・・。


【過去の整備】


6年半前に、多分、1万5千円から2万位で購入!?
これまで、電球交換とパンク修理、虫ゴムを1回変えただけで、一切手入れをしてなかった。
今回、スタンドを直立に換え、前かごをさび取りして手入れすること に。その他のさび取りと握り部分の掃除も。

直立スタンドへの交換

片側スタンド何かと不安定で、しかも、マンションの自転車置き場では、傾いている分スペースをとるので、結構、邪魔扱いされる。そこで直立スタンドに換え ることに。
まず、自転車をひっくり返す。そのとき、ハンドルについているベルなど邪魔になりそうなものは、緩めて、ずらすか、外す。
片側スタンドを外すのは、簡単で、15mm のソケットレンチで後輪の右側(ひっくり返す前は左側)のナットを外す。

ナット ->ワッシャ -> カバー支え -> スタンド固定リング -> スタンド 

の順で外す。
問題は次で、直立スタンドを付けるには反対側の、変速機の側のナットも外さなければならない!
変速機カバーを、プラス2番のドライバーでネジを外し、引っ張って外す。
すると、軸の中心からピンが出ていて、それを変速調整弁が押さえているのが分かる。
このピンの押し込み具合によって、軸の歯車が変わり、変速ができるのだろう。
(詳しい構造は 内 装3段変速機の分解・組立 をまた 変 速機 (自転車) - Wikipedia も
 余談だが、私は内装の方が新しい技術だと思い込んでいたが、実は古いと知って驚いた。)

 このナットを外すには、変速調整弁が邪魔なのだが、これを押し込むと、根元の方に付いているワイヤの先端に丸い引っ掛かりがあるのが分かる。 これを、ラジオペンチで挟み、少しずらして、弁を離すとワイヤの引っ掛かりが外れる。
(右写真のド真ん中= 軍手の上の銀色の錘の様なもの。少しピンボケしてる。)

恐らくワイヤの先端は短か過ぎて、掴めないと思う。それは差込口にある、ネジで調整されているせいで、これを回して中へ入れてやれば、掴める様になる。た だ、最後にまた戻して、調整する必 要がある。そうしないと、変速が、2段くらいしか使えなくなるので注意!!

これで軸に差し込まれているピンを抜けば、ソケットレンチが差し込めるので、ナットが外せる。

変速調整ワイヤ先端 -> 変速調整ピン -> ナット -> ワッシャ -> カバー支え -> 変速調整機

の順で外す。

これでやっと直立スタンドが取り付けられる。向きを確認して、車体とちゃんと噛み合う様に付ける。
後は、上の手順を逆にやれば、OK!!

ただ、いじっている内に、軸ネジの向きがずれることがある。この軸ネ ジは円ではなく、楕円のような円の両端?を削った形をしている。
これは、スタンド固定リングを動かなくするための仕様だが、軸が回ると固定リングがずれてちゃんとはまらなくなる。
それを修正するには、反対側の後輪内側のナットを 17mm スパナで、回せば、軸が回るのでそれで調整する。

片側スタンドは、確かに手軽だが、やはり、直立スタンドの方が、安定感があり、全然、違う!!止める時も、そんなに面倒とは思わないから、強くお勧めしま す!!

前かごのさび取り・塗装

5年も乗ってると、前かごは塗装が剥げて、さび付いてボロボロになる。
さびを取るか新しいのを買って付けるか悩む所だが、全体的に、ボロボロ感があるから、さび取りの実験も兼ねて、手入れすることに。
百円ショップで、サンポールもどき1つと、受け皿代わりの水きりトレー(30x40でこれは200円だった)、ペイント缶(銀と透明を1缶ずつ)購入。

まず問題となるのが、剥げた塗装!!透明なのだが、プラスチックのチューブのようになって、めくれている。これを全て、取り除いてからさびを取るべきだ が、タオルで擦っても、どうしても、残る部分が多数ある。仕方ないので、ベランダで、受け皿の上にかご置き、ティッシュを被せて、サンポールもどきをまん べんなく掛ける。暫く置き、向きを変えて、また同じことを。これを全体にやるが、どうしても、全てに液を付けるのは難しい!!
1時間ほどで、ティッシュを取り、下にたまっている液と共に別の入れ物に移し、中性のお風呂の洗剤を掛ける。かごもティッシュにお風呂の洗剤を含ませたも ので軽く拭く。そしてトレーごとお風呂場にもって行き、洗う。雑巾で拭き、再びベランダにもって行き、今度は新聞を敷いて、その上で、CRC 5-56 を全体に掛けて暫く放置。1時間ほどして、雑巾で、再び拭く。

完全にさびを取ることは出来ないが、かなり減った。やはり問題は剥げた塗装で、まだ、ボロボロ落ちる。ハサミを使って、出来るだけ、削り落とすが、どうし ても残る。適当な所で諦め、そのまま一晩置く。

翌日、見るとやはり塗装の残り部分がまた茶色くなっている。目立つところに 5-56 を掛け、拭き取る。いよいよ塗装で、銀色ペイントで、さびの目立つ所から、スプレーして行く。1缶使い切って、少し足りない感じだが、全体にさびは見えな くなったので、あとは、透明の方で、適当に掛けて終了!!

何とか、見栄えは良くなり、苦労した甲斐はあるが、さびは完全に取れてないので、またボロボロになるのは時間の問題だろう。
後で自転車屋へ行ったら、千円くらいで、売っていたので、やはり買った方が、早かったとは思う。


その他の手入れ

さび取りのため、ロジャースで探したところ、『ピカット』という商品があり、塗って擦って乾拭きだけで良いというので、購入。値段も手頃だった (140g398円税込)。
これでサドルやべダル、前鍵などさびた所に塗って、真ちゅうブラシでゴシゴシやると完全とはいわないが、結構さびが取れた。
雑巾で拭き取って、その後、5-56 を吹き付けて、暫くしてから、また雑巾で拭いた。
これで、2年分くらい自転車が若返った!?
まだチェーン周りなど完全ではないが、いずれまた、暇があれば、さび取りをしようと思う。

ハンドルグリップととブレーキレバー(樹脂)は、中性のお風呂の洗剤を掛け、歯ブラシで擦って、その後、ペットボトルに入れた水を掛け、雑巾で拭いてきれ いにした。(グリップの方は、洗剤の泡が真っ黒になった!!)


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